日本のクリスマス

こんにちは!ジングルベルがそこら中から聞こえるシーズンです!待ちに待ったクリスマス!!!イルミネーションやサンタで街も華やかですね。

しかし皆さん、日本のクリスマスはちょっとほかの国とは違うってご存知でしょうか?

日本では七面鳥ではなくチキン(ケンタッキーフライドチキン)を食べ、ショートケーキを食べる。25日よりも24日のイヴに盛り上がる。家族よりも友人とのパーティーや恋人とロマンチックに過ごす。といった感じではないでしょうか。

そもそもクリスマスはイエス・キリストの誕生を祝う日です。お誕生日ではないんですね。キリストの生まれた日は不明とされています。クリスマスは「クリスト(キリスト)マス(ミサ)」の事で誕生祭という意味なんです。

もともとローマ帝国で信仰されていたミトラ教が太陽神を称え冬至のお祭りをしていた12月25日をキリスト教を導入した際にキリストのお祭りにしたそうです。

日本では1560年頃、京都にキリシタンら100程が集まり盛大な祭典が催された記録があります。また、1568年にはイエズス会士ルイスフロイスによって織田信長と松永久秀がクリスマス休戦をした記録もあります。

その後、1612年に江戸幕府が禁教令を出したことで一旦クリスマスは日本から姿を消しますが、1873年(明治6)に復活します。

1904年(明治37)に初めてクリスマスツリーを飾ったのは銀座の「明治屋」でした。1910年(明治43)クリスマスのデコレーションをしたケーキを発売したのは「不二家」、1919年(大正8)一般客向けのクリスマスパーティーを企画したのは「帝国ホテル」、その後ケンタッキーフライドチキンの企業戦略などにより日本のクリスマスのスタイルが作られていったんですね。

海外の方が日本のクリスマスを見て驚くという話もよく聞きますが、様々な文化を受け入れて色んな行事を楽しむ日本人らしいスタイルですね。

一般的にクリスチャンの多い西洋諸国では、クリスマスは25日に祝い、普段離れている家族が集まり七面鳥などのご馳走を囲んで時を過ごします。この日はお店はほとんど閉まっているので家庭で集まるのが普通です。ツリーの下には家族全員分のプレゼントがいくつも用意され、多い人は10コものプレゼントをもらう人もいるそうです。職場や友人にもカードを送り合います。

そして、クリスチャンでない人たちはいたって普通の一日を過ごすんだそうです。

皆様もそれぞれのスタイルでクリスマスを楽しんでくださいね。

投稿者:Natsu

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP