今年は「西南西」

こんにちは。今日は日本の伝統行事である節分について。

近頃はクリスマス、ハロウィン、バレンタインなど海外からのイベントが多く、カレンダーも賑やかになってきましたね。

そんな中でも日本の古くからある行事も忘れたくないですね。日本には面白い文化がたくさんあるのですから!

2月にはそう、節分があります。「鬼は外、福は内」でお馴染みですが、いったいどんな鬼だったのか、なぜ豆をまくのか、恵方巻?、柊鰯?。。。など気になります。

節分とは春夏秋冬の季節の終わりを「節分」と呼び、実は年に4回ありますが、その中でも一年の始まりである立春を新たな気持ちで迎える為に清める儀式として始まったのが今の節分の行事となっています。

節分のメインキャラクターと言えば”鬼”ですが、いったいどんな姿をしていたのでしょうか?

鬼は牛の角と身体、虎の牙と爪を持ち、更には虎の毛皮を身に付けていたそうです。そこから丑(うし)の方角と寅(とら)の方角の間を鬼門(きもん)と呼ぶようになったと言われています。

そして必須アイテムの豆。豆まきをする風習はもともとは中国から伝わったもので、季節の変わり目には邪気が生じると考えられ、豆で邪気を追い払う風習があり、日本には天武天皇(706年)が初めて宮中で行ったとされていおます。

「柊鰯(ひいらぎいわし)」は魔除けとして使われます。昔から臭いものは魔除けの効果があるとされていて、焼いた鰯の頭を棘のある柊の枝で刺して飾ることで家に鬼が入ってくるのを防いでいたそうです。この風習は平安時代の「土佐日記」(935年)にも出てきます。

地域によっても違いはあり、ニンニクやラッキョウ、鰯のしっぽなど、鬼が嫌うものを飾るという点では共通点がありそうですね。

また、「恵方巻」を食べる風習のある地域もあります。「恵方」とはその年の福を司る神、歳徳神がいる方角の事ですが、毎年その方角は変わります。

恵方巻の起源には諸説ありますが、その一つは大阪の商人が商売繁盛を願って食べたという説があります。

その時代は「太巻きずし」や「丸かぶりずし」と呼ばれていたそうです。私個人的には「丸かぶりずし」が食欲をそそられて好きです!

そして恵方巻には無病息災や商売繁盛を祈願するために一気に無言で食べるルールがあります。途中でやめてしまいますと運を逃すと言われていますので、食べる予定のある方はみなさん頑張ってくださいね!

投稿者:Natsu

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