お雛様

明かりをつけましょぼんぼりに~♪こんにちは。今日はひな祭りですね!近年ではなかなかこの歌が町に流れているのを耳にしなくなりましたね。

ひな祭りとは、女の子の健やかな成長を願うもの。ひな人形を飾り、桃の花、ひなあられ、菱餅、ちらし寿司にハマグリ。。。美味しそうで華やかですね!

もともとは女の子限定の日ではなかったのをご存知でしょうか?

由来は中国の赤つの節目には邪気が入りやすいということでお祓いをする行事から始まっています。中国では川に入り身を清めていましたが、日本では人形を自分に見立てて邪気を人形に移して川に流すという行事が広まりました。それが現在でも一部に残る風習「流し雛」のルーツになっているようです。

その後、平安時代に上流階級の子供の間で「雛遊び」と呼ばれる人形遊びが流行しました。雛とは小さくて可愛いという意味ですが、これと先ほどの流し雛が合わさって今のひな祭りの原型になったそうです。

時代と共に人形は流さずに飾るようになり、人形も華やかな衣装で着飾るようになったことで女の子の為の日と変化してゆきました。

また、ひな人形を飾る期間についても色々と言われていますね。決まりはありませんが、穢れを人形に移す意味があるのでしばらくは飾っておく必要がありますので、季節の変わり目を過ぎた2月中旬あたりが一般的とされています。

片づけるタイミングについても、これまた色々言われます。長く飾ると婚期を逃すとか。。。こちろんこれは迷信ですのでご安心ください。ひな人形が婚礼の様子に見立てられていることから早く片づければ早く嫁に行くと言われたことがきっかけと思われます。

片づける時期も決まりはないのですが、厄災の身代わりになってくれた人形をいつまでも置いておくのもよくはありませんので早めにしまった方が良いかもしれませんね。

それでは、女の子のいらっしゃるご家庭もそうでないご家庭も、少し日本の文化を楽しんで今日一日をお過ごしくださいませ。

投稿者:Natsu

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